歯を抜けたままにしていませんか?
東広島市黒瀬町の木村歯科医院、受付の山野です。
みなさま歯を抜けたままにしていませんか。
歯を抜けたままにしておくと、抜いた歯の隣の歯が歯のないスペースに倒れてきたり、寄ってきてしまいます。
歯は力のバランスや歯を支える骨が無くなったりすると位置が変化するという特徴を持っていますので、歯を抜いたまま放置しておくと、その場所に空間ができてしまう事により隣の歯が動いてしまいます。
また、嚙み合わせる相手がいない歯は、上の歯は下顎に向かって、下の歯は上顎に向かって伸びてきます。
上下で噛むことができなくなった歯が、抜けてなくなったスペースを埋めるように伸びてきます。ひどくなると歯茎にぶつかるまで伸びてくることもあります。
なので、そのまま放置しておくと噛み合わせが悪くなって食事が困難になったり、痛みが出たり、他の歯にも影響が出てしまいます。
歯を抜いたままそのまま放置してしまっている方は、ぜひ早めに治療を受けてもらえたらと思います。
どんな治療法があるのかも気になるかと思いますので、治療法の紹介もしておきますね。
治療法は大きく分けて3つあります。
①インプラント
隣の健康な歯を削ることなく、人工の歯を取り付ける治療です。あごの骨にしっかり固定されるので自分の歯のようにしっかりと噛むことができます。インプラントは”第2の永久歯”とも言われています。
◇メリット
・健康な歯を削らない
・見た目がよい
・自分の歯に近い機能が期待できる
◇デメリット
・費用が高い(自由診療です)
②ブリッジ
抜けた歯の両隣の歯を削って土台を作り、橋渡しをするように人口の歯を入れて欠損部分を補って噛めるようにする治療です。
◇メリット
・費用が安い(保険適用です)
◇デメリット
・健康な歯を削る必要がある
・土台の寿命が短くなる
・見た目が良くない
③部分入れ歯
抜けた歯の両隣の歯にクラスプという金属をかけて入れ歯を固定する治療です。
◇メリット
・費用が安い(保険適用です)
◇デメリット
・装着時に違和感を感じやすい、慣れるまで時間がかかる
・見た目が悪い
・入れ歯を支える歯の損失を招きやすい
※ブリッジと入れ歯は自由診療もあります
木村歯科医院では、患者様自身で治療の方法を選ぶことができますので、相談に来ていただけたらと思います。
お電話お待ちしております。
まだ抜けたままになっている方は、ぜひ治療にお越しください。
哺乳瓶とおしゃぶり
近年、乳歯列でも歯並びの悪い子が増えてきました。色の欧米化が進み、柔らかくて美味しいものが増え、よく噛まなくなったことが原因のひとつと言われています。
しかし、歯並びに悪い影響を出しているのは、“歯が生えてからの食事”だけではありません。
◇日本人のライフスタイルの変化◇
現代は核家族化が進み、夫婦共働きの家庭が一般的になってきました。
このような日本のライフスタイルの変化から、哺乳瓶やおしゃぶりに頼らざるを得ない場面も増えてきています。そして、その際に大切なのは、おっぱいを吸うよいう動作が「栄養を摂る」だけでなく、「顎の発達にも大きく関わっている」ということを知っておくということです。
◇赤ちゃんの顎の発達を促す正しい授乳法◇
赤ちゃんは、口に触れたものに吸い付く「吸啜(きゅうてつ)反射」という本能を持って産まれてきます。これは原始反射と言われるもののひとつで、他には「探索(たんさく)反射」、「咬(こう)反射」などがあります。生まれたばかりの赤ちゃんが、すぐにお母さんのおっぱいを据えるのは、これらの「本能」があるからです。
そして授乳のときに気をつけたいのは、しっかり「深飲み」させることです。そうすることで、ベロの力が上あごに上手く伝わり、正しい顎の発育を促します。
◇おしゃぶりと歯並び◇
「おしゃぶりが歯並びを悪くする」という話を聞いたことのある親御さんもおられるかもしれません。しかし、0歳代の赤ちゃんにおしゃぶりを使っても将来の歯並びに悪い影響はありません。おしゃぶりが歯並びにとって良くないのは、奥歯の生えてくる1歳半を過ぎての使用です。1歳頃から使用頻度を減らしていき、1歳半の卒業を目指せば、特に心配いらないのです。
かつての日本では「おしゃぶりは育児の手抜きだ」と言われていた時代もあるようです。しかし、時代は変わりました。寝る前の機嫌の悪い時や外出先でぐずるときなど、おしゃぶりの助けを借りることは、決して悪いことではありません。
◇木村歯科医院からメッセージ◇
歯の生えていないうちからの習慣が、将来の歯並びや骨格に大きく影響します。販売されている哺乳瓶やおしゃぶりの中には、正しく吸わせたお母さんの乳首と同じ形をしていて、お口の発達を促すことに特化したものもあります。是非一度、哺乳瓶やおしゃぶりの選び方について、木村歯科医院に相談にいらして下さい。
赤ちゃんの歯を強くしよう~妊娠中のお母さんに出来ること~
皆さんは、赤ちゃんの歯がいつ頃から作られ始めるか知っていますか?
初めて乳歯は生えるのは、生後6~7か月頃ですが、実はお母さんのお腹の中にいる頃から歯のもととなる部分は作られ始めています。つまり、赤ちゃんの歯の形成には、生まれてからのミルクや離乳食だけでなく、妊娠中に摂取する“お母さんの食事”も大きく関わってくるということです。
◇カルシウムの吸収を助けるビタミンD◇
歯や骨の形成には、良質なたんぱく質やカルシウム、リンなどの無機質、ビタミンA、ビタミンDなどが必要です。
中でもカルシウムは、歯や骨を強くするために、とても重要な栄養素です。
カルシウムの1日の必要量は、妊娠中では900㎎、授乳時には1100㎎と言われています。そして、カルシウムを上手く取り込むためには、ビタミンDも併せて摂取する必要があります。
ビタミンDは紅鮭やキクラゲ、干しシイタケなどに多く含まれ、小腸からのカルシウムの吸収を助ける働きと、血中カルシウム濃度を一定に保つ働きがあります。つまりビタミンDが不足すれば、せっかくカルシウムを摂取しても、体に吸収されることなく、そのまま排出されてしまうということです。
◇ビタミンDは『太陽のビタミン』◇
ビタミンDは、紫外線を浴びると体内で合成されるため『太陽のビタミン』とも呼ばれています。夜型の生活をする人や、極端に日焼け対策をする人は、体内で作られるビタミンDが不足しがちです。直射日光でなくてもいいので、1日30分は日に当たるように心がけてみましょう。
◇木村歯科医院からのメッセージ◇
妊娠中は、つわりや体調不良で、食事を十分に摂ることが難しいこともあります。自分の体調と相談しながら、出来る範囲でバランスの取れた食事を心がけてみて下さい。
妊娠中はホルモンバランスの乱れから、唾液分泌が減ってむし歯になりやすくなったり、抵抗力が弱くなることで歯ぐきが腫れやすくなったりします。
妊娠中も継続してクリーニング、メンテナンスを受け、むし歯や歯周病の予防に繋げていきましょう。
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